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グループディスカッションでは

■グループディスカッション
　学生複数人が一つの議題について、討論し、一つの答えを導き出します。面接官は学生数よりも少ない事が多いようです。（一人の場合もあります）大体、円形の座席配置になっており全員の顔を見れるようになっています。
　まず、面接官より議題が提示されます。そして、司会と書記を一人ずつ決定します。司会は全員の意見を聞き、時間内に結論を面接官に答えられるようにします。
　企業によって異なりますが、大体の流れはこのようです。

　司会者になるのは確かに評価が高くなるでしょう。しかし一番重要なのは、
『人の意見を聞き、その意見を参考にしながら自分の意見を明確に述べる』
と言う事です。ただ、きちんと時間配分は考えなければなりません。

　何も役割が無いからと言って、安心しないように。積極的に発言するのは望ましいですが、知り合い同士の討論会とは違い、ほとんど初対面の学生同士が集まっていきなり討論するのですから、中には緊張してあまり話せない学生も出てきます。司会でなくてもそのような人の意見も聞き出すという姿勢はかなりポイントです。

　意見を述べる時の注意点としては、「はっきり・丁寧」に発言する事。緊張すると、ぼそぼそと小さな声になったり反対に早口になってしまいます。「はっきり・丁寧」を心がけてください。これは、どの面接のときにでもいえますね。
あと、険しすぎる表情も好ましくありません。時折、笑顔を見せるくらいの余裕が必要です。

　また、ディスカッションで学生に好感度を持たれるようにすると面接官へのポイントも上がります。「チームワークを構築でき、他人に影響を与える事ができる」というアピールになります。そのためには、「他人の意見を聞く」ということが重要になってきますね。アイコンタクトも必要です。

　ディスカッションでは結論が大切なのではなく、いかに複数意見から情報を収集し自分の意見を述べ結論を導き出すか、という過程を見られていると思ってください。

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